【なるほどッ!】都道府県魅力度ランキングに変動 神奈川が東京を逆転 埼玉は初めての最下位…なぜ?

気になるランキング

「news every.」の森圭介キャスターが、ニュースの気になる情報をお伝えする「なるほどッ!」。8日のテーマは、「順位に変動は? 都道府県魅力度ランキング」です。

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https://news.ntv.co.jp/category/society/dd82ce45895a499c9f78f336145f5d2d

■そもそも「都道府県の魅力度ランキング」って?

森圭介キャスター(埼玉県出身)
「『都道府県の魅力度ランキング』。どんなランキングなのか、あらためて説明します。『都道府県の魅力度ランキング』は、東京の調査会社が調べているもので、今年で17回目」

森キャスター
「全国3万人以上の20代から70代の男女を対象に、47都道府県について『とても魅力的』『やや魅力的』『どちらでもない』『あまり魅力的でない』『全く魅力的でない』の5段階で回答してもらい、数値化してランキング化したものです」

■調査以来初めて神奈川が4位に 関西でも変動

森キャスター
「1位は北海道。17年連続、絶対王者です。2位は京都、3位は沖縄。トップ3は去年と同じです。各都道府県には魅力度の点数も付けられていて、北海道は70点超えで、2位の京都より20点くらい高かったということです」

「そして4位は…。神奈川が東京を逆転し、調査以来初めて4位になりました。神奈川の順位が上がった理由について、調査会社によると『自然豊かで歴史もある鎌倉と、Kアリーナ横浜など新しいスポットが増えた横浜、全く違った魅力がある2つの市が、県のイメージを引っ張り上げたのではないか』ということです」

「一方、東京は下がって5位に。下がった理由について調査会社はインバウンドの急増による宿泊料金高騰や観光スポットの混雑など、日本に住む人にとって魅力度下がった要因だと分析しています」

森キャスター
「今年トップ10入りを果たした2つの県、9位の奈良、10位の兵庫。どちらも大阪に隣接している県なので、万博の開催でその魅力が再発見されたかもしれません」

■埼玉は調査開始以来、初めての最下位に…なぜ?

森キャスター(埼玉県出身)
「埼玉、茨城、佐賀。去年の下位の3県が、実は今年も下位の3県に入っています」

一同
「え~、森さん」

森キャスター(埼玉県出身)
「私は何位だろうといいんです。埼玉が好きです!」

「去年は45位が茨城、46位が埼玉、47位が佐賀でしたが、今年の順位は変わりました。45位が佐賀、46位が茨城、47位が埼玉です。埼玉は2009年調査開始以来、初めての最下位となりました」

森キャスター(埼玉県出身)
「なぜなのでしょうか。今年は、20代・30代の若年層による『埼玉をとても魅力的に思う』という回答が減少していたということです」

「そもそも、なぜ埼玉の魅力度が低いのか、調査会社はこれまでの調査をもとに『もしかしたら埼玉県民の県への愛着度が低いかも?』と分析しています」

「さらに『観光地はあるのに県民を含め観光意欲が低い』と。たとえば大宮に住む方は秩父にあまり行かないなど、県内での旅行があまり行われていないのが実態だそうです」

■埼玉県民の受け止めは?

森キャスター(埼玉県出身)
「初の最下位への受け止め、埼玉県民の皆さんに聞いてきました」

   ◇

埼玉生まれ埼玉育ち 大学生(18)
「甘めに見積もって…20位。(47位と聞いて)あらま…あらま~。まだ伸びしろあるということ、期待したい」

埼玉在住約50年 70代
「埼玉県か~、それくらいだろうね。でもいいところいっぱいあるんだけど…」

埼玉在住約56年 70代
「都心にも近いけど、のどかなところたくさんある」

──来年は何位くらいに?

埼玉在住約56年 70代
「30位くらいにはなってほしい」

■埼玉のおすすめ、3つの魅力

森キャスター(埼玉県出身)
「埼玉県庁の魅力発信担当の方に話を聞きました。『全国の皆さんに伝わるよう、一層、埼玉の魅力をPRしていきます』と意気込んでいました」

「鈴江さん、埼玉の魅力って何ですか?」

鈴江奈々キャスター
「川越とか、ちょっと足をのばせば、都心のせわしないところとは違う空気が流れていて。長瀞とか自然豊か」

森キャスター
「おいしいものは?」

鈴江キャスター
「さつまいも」

森キャスター
「草加せんべい、深谷ネギ、いろいろありますよ、埼玉は」
「これからの季節のおすすめというと…いま、埼玉はフルーツ王国になりつつありますから。まずこれから旬を迎えるのは、全国いちご選手権で3連覇中の『あまりん』! 濃厚な香りと余韻が続く甘さが評判です」

山崎誠アナウンサー
「後輩のアナウンサーが、あまりんを食べるのを目的に日帰りで行っていました」

森キャスター
「2つ目は、長瀞のライン下り。冬になると、こたつに入りながら絶景を楽しむ長瀞のラインくだり『ぽかぽかこたつ舟』もおすすめです。来年の1月1日から営業開始だそうです」

「さらには、キュッと上がった口角が笑顔に見える「世界一幸せな動物」とも呼ばれるカンガルーの仲間“クオッカ”に、日本で唯一会える動物園があります。東松山市の埼玉県こども動物自然公園です。日本ではここでしか会えません!」

■46位の茨城県も…グルメイベントで狙う魅力度アップ

森キャスター
「46位の茨城県も負けていません。グルメで魅力度アップを狙っているそうです」

「大丸東京で8日から開催している『シン・いばらきメシ大集合』フェア。茨城県の新しいご当地グルメを選ぶ総選挙が去年開催され、そのグランプリとなったグルメを期間限定で販売しています」

森キャスター
「たとえば、スイーツ部門のグランプリ『ダイヤモンブラン』。モチーフになったのは、ダイヤモンド筑波と呼ばれる、筑波山頂から太陽が出る瞬間だそうです」

「茨城県の担当者は『グルメだけでなく観光資源豊富なので、イベントをきっかけにぜひ茨城に遊びに来てください』と話していました」

   ◇

森キャスター(埼玉県出身)
「ランキングはあくまで数字、こうして埼玉のことを熱く語れて、熱く知ってもらえる、いいきっかけになりました。埼玉、がんばろう!」
(2025年10月8日放送「news every.」より)

◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりま…

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