◎今回のお話
私は理恵。アラサーのＯＬです。同い年のツヨシとは付き合い始めて５年、同棲を始めて１年半ほどが経とうとしています。ツヨシはインドア派で、デートに出かけることは少なかったですが、料理を作れば褒めてくれて、家事も積極的に手伝ってくれる、とても優しい彼氏でした。結婚を意識する年齢になり、ツヨシからも結婚をほのめかすような言動を聞いていたので、そろそろかも…と期待していました。しかし、そんな淡い期待を打ち砕くようなことが起こったのです。ある日の昼休み、ランチに出かけた際、街中で電話をしているツヨシを見かけました。声をかけようと思って近付いた時、耳を疑うような言葉が聞こえたのです。ツヨシは私を「家政婦として便利」「若い子を見つけるまでのつなぎ」などと言っていたのです。私は頭が真っ白になり、一緒にいた同僚も唖然としていました。午後の仕事をこなしながらもツヨシの言葉が頭から離れず、終業後にツヨシへLINEをしてみることにしたのです。
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